Maybe a Blog

キャンセルされたゲーム・オブ・スローンズのプリクエルでナオミ・ワッツの撮影シーンが流出

作成: 2024-02-06

作成: 2024-02-06 17:46

『ゲーム・オブ・スローンズ』の最終シーズンが放送された当時、HBOは合計4つの『ゲーム・オブ・スローンズ』スピンオフを企画していると発表しました。そのうちの1つは、すでに第1シーズンを成功裏に終えた『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』であり、もう1つはパイロットエピソードのみ制作された『ブラッドムーン』です。

撮影現場で見られた『ブラッド・ムーン』のロゴ

撮影現場で確認されたブラッドムーンロゴ

2019年の夏、ブラッドムーンの製作陣は3,000万ドルを費やしてパイロットエピソードを制作しました。アメリカのテレビシリーズでは、サンプルとして第1話を制作し、製作会社がそれを視聴してフルシーズンの制作を行うかどうかを決定します。HBOはブラッドムーンのパイロットエピソードを確認した後、シリーズの制作を中止しました。

その後、パイロットエピソードは誰にも見ることができませんでした。なんと、『ゲーム・オブ・スローンズ』の原作作家であるジョージ・R・R・マーティンでさえ、このパイロットエピソードを見ることはできなかったと言われています。

しかし、最近になってナオミ・ワッツが登場するシーンの一部が流出しました。

ナオミ・ワッツの『ブラッド・ムーン』パイロットエピソード撮影シーン

ナオミ・ワッツのブラッドムーンパイロットエピソード撮影シーン

ナオミ・ワッツは、『ゲーム・オブ・スローンズ』でラニスター家の祖先であるキャスタリー家の女性として登場する予定でした。ナオミ・ワッツの華やかな衣装とヘアスタイルがファンの注目を集めています。また、ラニスター家の本拠地であるキャスタリーロックのセットも精巧に作られており、3,000万ドルもの費用が無駄になったことが惜しまれるという声が多いです。

ナオミ・ワッツの『ブラッド・ムーン』パイロットエピソード撮影シーン

ナオミ・ワッツのブラッドムーンパイロットエピソード撮影シーン

理由は明らかなようです。このシリーズには原作がありません。『ゲーム・オブ・スローンズ』は原作が完結していない状態で最終シーズンを制作し、その結果、史上最悪の尻切れトンボで幕を閉じました。HBOはすでに原作が出版されている『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』の制作を決めています。

このシリーズは、『ゲーム・オブ・スローンズ』から数千年前に遡る時代を舞台にする予定でした。ブラッドムーンの脚本家であるジェーン・ゴールドマンは、このスピンオフシリーズでホワイトウォーカーの起源などを扱うと述べていました。ホワイトウォーカーは『ゲーム・オブ・スローンズ』で重要な要素でしたが、その起源については伏線を張るだけで、全く回収されませんでした。

『ブラッド・ムーン』の撮影現場の写真

ブラッドムーン撮影現場写真

2019年当時にも、ブラッドムーンの撮影現場が流出したことがありました。数人の男性がロングシップに乗り、原始的な形態のスターク家の紋章も付いていました。

流出したシーンや作家の話からすると、ブラッドムーンも十分に魅力的な作品になった可能性はあったと思います。しかし、『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』が非常に素晴らしく仕上がっているため、当分の間はHBOがすでに放送中のプリクエルに集中してくれたらと思います。

コメント0